ボーイスカウトの書籍

ビーバースカウトの活動を本にしました。目的は、ボーイスカウトの良さを理解していただいて、スカウトが増えていくことです

  1. 10月20日 10:01
    10月の親子ハイクのHPのまとめ
  2. 10月5日の親子ハイクに備えて、9月からHPに情報を掲載してきました。親子ハイクに参加するはじめ君がお母さんとHPを楽しみに来てくれたプロセスを書いた本を掲載しました。
  3. 08月02日 17:45
    「まこと君と舎営に行こう」
  4.  2017年7月29日〜30日に開催したBVS隊の舎営を7月2日から8月2日まで準備と実施のプロセスをHPに掲載しました。この本は、活動のシナリオで、活動は、このシナリオに基づいて実施したと言うべきである。この本には、実際に行った写真を掲載させてもらった。
     まこと君の家族が、このプロセスで登場する。ボーイスカウトの活動は、家族の話題のもとになり、家族で話をすると楽しい。また、活動の狙いも分かりやすくなっている。保護者や指導者に読んでほしい。
  5. 06月16日 08:36
    「シン隊長のカブ日記」8月
  6.  カブ隊長を8年間やってきて、後継者にノウハウを伝えたいと考えて、実際の活動に沿った体験を記録することにしました。これが2008年8月〜2009年6月までです。今は、2017年でほぼ9年経とうとしています。本としてまとめるつもりがなかなか実現できなかったです。ビーバー隊の本を書いてから、やっと記録をまとめる気持ちになりました。
     事実の羅列で退屈しないように、不要な記述は削除しました。すべてをまとめると膨大になるので、月別に別冊としました。続けて読んでいただければありがたいです。
  7. 06月06日 00:21
    ボーイスカウトの本を出版したい
  8.  2015年2月に65歳で退職してからの目標の一つは、本を出版することでした。なかなか手に着かず、9月になって急にイメージが浮かび、1カ月で400ページの原稿が完成しました。まず。娘に読んでもらい修正しました。それを大学の同窓会幹事の方々に送り意見を聞きました。その都度修正をしました。まもなく無謀にも大阪連盟に相談し原稿を送りました。地区の総務委員会のメンバーやコミッショナーにも送りました。一様に、誰を対象に、どんなことを伝えたいのかが分からないという指摘をもらいました。それから、修正し、寝かせたりしました。2016年5月になり、ある自費出版社に相談したところ、全国出版の承認をいただき、400ページを150ページに圧縮するように指示がありました。実際は、話題を削ることはもったいないので、2冊に分けて、160ページに短縮しました。100ページぐらいは贅肉をそり落とし、話の展開を軽快にしました。その後も何度も見直ししました。
     2017年の5月に出版社からどうなっているのかと連絡が入り、状況を説明しました。出版社は、文庫本で出せる新しい企画ができたので検討するようにと資料を送ってくれました。しかし、出資金を回収するには、25,000冊から30,000冊が売れないといけないという試算を考えると、資金が不足しているのですぐにはできないと判断しています。
     そんなことで、確実に売れるかどうかわからないので、このサイトで公開しています。評判はまだ届いていません。ときどき見直しをして修正しています。いつ、出版できるかわかりません。
  9. 06月03日 07:01
    ビーバー隊の活動を本にしました
  10. 2015年4月〜9月までの豊中第2団ビーバー隊の活動を2冊の本にしました。
    1.「まこと、ビーバースカウトになる」
     4月のグルメハンターに参加した小学1年生のまことが、おもしろいポイントハイクのゲームに感動して、ビーバー隊に入隊します。7月に世界ジャンボリーに参加したドイツスカウトと初谷で活動するために、箕面の滝のプログラムで英語の自己紹介を覚えます。8月本番で挨拶ができました・・・。9月からの朝の挨拶は、「グッモーニン!」になりました。
     まことのお母さんとお父さんは、ボーイスカウトが教育活動であることに気づきます。ボーイスカウトで行う活動の奥深さを感じていただければと思います。

    2.「まこと、ビーバースカウトを楽しむ」
     4月から9月まで、いろいろなプログラムがありました。合同運動会、豊中地区ビーバーランド、豊中市青少年の家わっぱるでの舎営、夏の活動の報告会。まことが楽しんだ様子を読んでください。
ボーイスカウトの書籍

 6月3日にビーバー隊でヒメホタルの観賞をすること
になりました。そこで、1週間前の5月27日に3人で
下見に行きました。結構多く飛んでいることを確認でき
ましたが、蛍は減少しつつあり、1週間後が危ぶまれま
した。そこで、私が5月30日に、6月1日に隊長が下
見をして、最終判断をすることになりました。しかし、
当日に蛍が出るかどうかはわかりません。
 それで、こんなメッセージをスカウトに送ろうと考え
ました。英語が入っているのは、ビーバー隊の方針で
す。


グッモーニン!

ぼくは、firefly ヒメホタルの「ケイ」です。
I beg your pardon.
申し訳ないです。
ぼくは、日曜日にやっと蛍になれました。周りを見回す
と仲間が少ない感じがしました。
ぼくは、早く奥さんを探さないといけないので、毎日夜
になると、光ながら草むらを飛び回っていました。
火曜日になると、浜嶋団委員長と加納育成会長が来てい
ました。
何か話していたよ。

「少し、蛍が少なくなったみたいだな」
「土曜日はどうだったの」
「うん、50匹ぐらい飛び回っていて、すごく感動した
よ」
「今日は20匹ぐらいだけど、これだけでも十分感動だ
よ」
「そう? よかったね。この蛍たちは土曜日まで生きて
いてほしいなあ。蛍は、セミと同じ1週間の命だから
ね」
「そうだね、スカウトが見たら喜ぶからね。蛍たち、頑
張ってほしいね」
「今日は25人ぐらいの人が見に来ているでしょ。子供
やおばあちゃんも来ているよ。みんな蛍の光を楽しんで
いるね」

こんな話だった。土曜日にみんなで僕たちを見に来るん
だと思ったよ。

また、それから、木曜日には下村隊長も来ていたよ。仲
間が10匹ぐらいに減ってきてね。申し訳なかったよ。
隊長は一人だったから何を思っていたんだろうね。

ぼくは、火曜日と木曜日を思い出すと、「もっと早く蛍
になっていたら楽しかったなあ」と思ったよ。
ぼくの仲間が、「ぱっ、ぱっ、ぱっ」と光を出すで
しょ。ぼくが見ていてもすごいと思うからね。
時々、人間が光を出すのは嫌だね。懐中電灯というやつ
でしょ。ぼくたちは、自分で光っているんだよ。
それを見て、彼女が寄ってくる。あの懐中電灯は迷惑だ
な。彼女があの光の方が強い蛍と思っちゃうじゃない。
ぼくたちは、それには勝てないものね。
でもね、ぼくはぼくの良さがあるんだよ。ぼくらの光
は、「ぱっ、ぱっ、ぱっ」と点滅するからきれいで
しょ。
光だって、ちょっと黄色ぽくって暖かいからね。
これが、暗い草むらの上を点滅しながら、ゆらゆら飛ぶ
んだから、きれいでしょ。
ぼくは、昨日奥さんに会うことができたよ。
そのうち、ぼくたちの子供ができる。ずっとこの場所で
毎年、たくさんの仲間が光るんだ。
ぼくは、今を楽しんでいる。もうすぐ天国に行くことに
なるんだけど、最後まで楽しむよ。君たちがやってくる
ならば、大歓迎するつもりだ。
それと、せっかく見に来てくれる人間たちにぼくの雄姿
を見せてあげたいんだ。
みんなが感動してくれる。それはうれしいよ。
感動する気持ちは大切だよ。
ぼくは、奥さんに会えて感動したよ。
だから、なかまと一緒に楽しむってことは感動すること
ができる。
残念なことだけど、土曜日まで仲間が残っているかわか
らない。
でも、気にしても仕方がない。

明日は、みんなは、しっかりぼくを探してね。
You can do it.
君はできるよ。

それから来年のこと。
ぼくらの子供たちもいつか見てあげてね。
そして、いつまでもぼくたちが暮らせるように、この場
所を大切に守ってね。